日本でも多くの社会人・学生が無意識に一日に何度もチェックするFacebook上で、いま大きな変化が起きています。

それは友人の結婚報告ラッシュ!ではありません。
皆さんも日々目にしているでしょう。綺麗なサッカースタジアムでの選手入場をピッチ上から撮影した360度映像やNBA決勝戦会場からのライブ配信などを。この様に今まで見たことの無かったコンテンツが2016年の上期だけでも多く生まれています。

これまでも技術やサービスの浸透によって新たなコンテンツが当然生まれてきましたが、いま企業のコンテンツマーケティングが大きく変わりつつあります。

その変化が特に目まぐるしいアメリカでマーケティングを行う本記事の筆者Matt Masuiが、いまコンテンツマーケティングにおいて大切な3つのことをご紹介します。

アメリカ西海岸から新たなコンテンツ作りの種がバラまかれた!

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そもそもコンテンツの新時代とはどういうことなのか?それはまさに今、革命的なサービス進化によって新たなコンテンツの土壌が形成されているということ。
では、その進化が起きているサービスとは?

ライブから360度映像まで時空間を操るFacebook

劇的な進化を遂げるサービスとして第一に挙げられるのが、やはりFacebook。2015年に一部の著名人限定で公開されたライブ配信機能”Facebook Live”はいまや全公開され、各メディアがこぞってイベントレポートや秘境の地からのライブ配信などを日々行っています。また360度を撮影した映像を投稿する事が可能となり、iPhoneを傾ければぐるっと景色を見られる新たなコンテンツ体験を可能としました。

すべてのひとをフォトグラファーにしたInstagram

続いて同じくFacebook社が運営するInstagram。こちらはプラットフォームのコンセプトが新たなコンテンツ創造を促進しています。エベレスト登山者が撮った山頂の景色からお母さんの美しすぎる手作りキャラ弁まで毎日9500万件以上の写真・動画が世界中でシェアされています。

世界のティーンエイジャーのマストアプリSnapchat

最後にもう一つ、大きな革命を起こしているのがSnapchat。1.5億人が毎日利用する同サービスの特徴は24時間で投稿した写真・動画コンテンツが消えてしまうこと。このシンプルかつ斬新な機能が新たなコンテンツの可能性を生んでいます。

こういったソーシャルを活用したコンテンツマーケティングを行う際に企業が大切にすべきたった3つのこととは?

1.消費させるな!享受できる希少性を追求すべし。

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ワンクリックで世界中の人々に写真や動画を共有できる今日、企業は自社サービス・商品コンテンツをただ投稿するだけでは全く意味がない上、ブランドを損なう可能性すらあります。大事なのは目に触れてもらうだけではありません。

“享受され得る”+”希少な”コンテンツを届ける、これを体現している良い例がNIKE社でしょう。例えば、2016年4月に日本でも人気が高いバスケットボール界のレジェンド、コービー・ブライアントが引退しました。下の写真はその際にNIKEの公式Instagramアカウントに投稿されたものです。

Careers end, legends are forever. #MambaDay

nikeさん(@nike)が投稿した写真 –

写真の構図などはもちろん、それ以上に写真全体と投稿コメント、それに引退というコンテクストの全てが圧倒的なインパクトを生み出しています。

この様に、受け取り手に特別な感情を起こさせる様なコンテンツ配信を企業は今後一層求められます。希少性そして受け取り手の心を揺すぶる要素があるか。これを追求する事が何よりまず大切なのです。

2.投稿は終わりでなく始まり。その後のコミュニケーション醸成を意識せよ!

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従来はある程度リアクションを想定しながら、一度投稿したらあとは反応を楽しみにするだけのケースが多かったでしょう。ただいまやそんな投げっぱなしのコンテンツマーケティングは終わりました。企業は投稿した瞬間からコミュニケーションの化学反応が生まれる様な設計の元、コンテンツを届ける必要があります。

2016年で最もそれに成功したのがSnapchatを巧みに活用したAdidas。投稿後24時間しか見られないというSnapchatの機能を巧みに利用し、新商品のリーク動画を発信しました。しかもそれは、大人気アーティストのファレル・ウィリアムズによる公式アカウント経由での投稿。この投稿を見たユーザーたちはすぐにそのリーク映像をダウンロードし、様々なSNS上で拡散し、活発なコミュニケーションが至る所で生み出されました。

Facebook Liveを使えば、リアルタイムでのコミュニケーションは取れますし、その他のSNSでも上記の様に投稿前の設計次第で、活発なコミュニケーションを創り出す事が出来ます。2つ目のこのポイントもまさにいまコンテンツマーケティングには求められています。

3.能動的に体験できるものにせよ。

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最後にコンテンツマーケティングで大切なのが体験。ジョブズがiPhoneを世に送り出す際に最も重視したというこの要素。もはや言い尽くされた様にも思えますが、やはりこの要素がコンテンツマーケティングにおいても重要です。今回はコンテンツとは何かの定義はしませんが、少なくともメッセージを持った画像なり映像なり何かしらの表現方法によるモノ・コトです。それを受動的に受けさせるものはもはや人々の心を掴む事ができません。

FacebookのLive配信がなぜいま最もホットなコンテンツで、なぜユーザーが楽しんでいるかの答えもここにあります。ユーザーは移動中あるいはオフィスで休憩中に、最も身近なデバイスである携帯電話で、各地のイベント会場や世界の美しい観光地からのライブ配信を見ながら、コメントしたり、友人にシェアをしてまたそこから新たなコミュニケーションを始めます。こういった体験型のコンテンツが今後もより一層愛されていくでしょう。

以上、これからのコンテンツマーケティングで大切な3つのことでしたが、共通するのはやはり今も昔も変わらずユーザーが楽しめるかどうか。

サービスの進化と共にまた新たな楽しみ方を生み出していく際は、原点を忘れずに。

いかがでしたか?
ぜひ御社のマーケティング施策に今回の情報をご活用ください。
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(文:Matt Masui)